ツバメの巣は自分で撤去してもいい?やり方や作らせない対策も調査

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ツバメの巣は自分で撤去してもいい?やり方や作らせない対策も調査

春先になると、玄関先やベランダに突然ツバメの巣ができていてびっくりすることがありますよね。ツバメの巣は縁起が良いと言われる一方で、実際に家にできてみると、糞の掃除や騒音で「正直ちょっと困る…」と感じてしまう人も多いと思います。この記事では、ツバメの巣は自分で撤去してもいいのか、注意点から具体的な撤去のやり方、さらにツバメの巣を作らせない対策まで、実生活に役立つポイントをまとめていきます。

目次

ツバメの巣は勝手に撤去していい?

まず一番大事なのがいつでもツバメの巣を撤去していいわけではないという点です。日本ではツバメを含む多くの野鳥が「鳥獣保護管理法」で守られていて、卵やヒナがいる巣を勝手に壊すことは原則禁止されています。

自治体のサイトでも「府や市町村の許可なく卵やヒナがいる野鳥の巣を撤去することは法律違反」と明記されていて、違反した場合は「1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金」が科される可能性がある、と注意喚起されています。

自宅の軒先やベランダのような個人の敷地内であっても、同じ法律が適用され、野鳥を直接傷つけたり、卵やヒナのいる巣を壊すことは認められていません。

どうしても危険性がある場合などは、市役所に相談して許可を得てからにしたほうがいいでしょう。

撤去してもいいタイミングはいつ?

先述した通り、中に卵やヒナがいるうちはツバメの巣を撤去することはできません。そのため、巣が作られ始めた初期で、まだ産卵前の段階や、ヒナが巣立ち、しばらく経ってから中が完全に空になってから撤去するようにしましょう。

ツバメは春〜初夏に日本へ飛来し、巣作りはだいたい3〜5月頃に活発になります。卵を産んでから孵化まで約2週間ほど、その後ヒナが巣立つまでさらに2〜3週間ほどと言われているので、1つの巣での子育て期間はおおよそ1か月前後と考えておくといいでしょう。

自治体の案内では「鳥が巣立った後であれば撤去しても問題ないが、中に卵やヒナが残っていないか必ず確認してから」と強調されています。少しでも不安があるときは自己判断せず、市役所や専門業者に相談してからの方が安心です。

自分で撤去するときの注意点

ツバメの巣はタイミングさえ守れば自分で撤去してもよいとされていますが、いくつか気を付けたい点があります。

まずは巣の内部をできるだけ近くから確認し、卵やヒナがいないことを目視でチェックしましょう。その後、ツバメが頻繁に出入りしていないか、数日観察してから判断し、高い場所や足場の悪い場所にあるツバメの巣は、ムリに自分で作業せず業者への依頼も検討するのもいいでしょう。

また、ツバメの巣やその周辺の糞にはダニ・細菌などが付着している可能性もあるため、手袋・マスク・ゴーグルなどで体を保護し、作業後はしっかり手洗い・うがいをしておくと安心です。

ツバメの巣の撤去のやり方

ここからは、実際にツバメの巣を撤去する時の基本的な流れを紹介します。ツバメの巣の撤去自体はそこまで複雑ではありませんが、安全と衛生面を意識して、次のような手順で進めるのがおすすめです。

  • 手袋とマスクをし、脚立を安定させてからツバメの巣に近づく
  • ヘラや手を使ってツバメの巣を少しずつ崩し、落ちてきた破片やワラをすぐにゴミ袋へ入れる
  • 巣が付いていた部分や、その下に付着した糞を水と洗剤でしっかりこすり洗いする
  • 最後にもう一度周辺を確認し、汚れを拭き取ってから道具類を片付ける

撤去したツバメの巣は、多くの地域では燃えるゴミとして処分してよいとされていますが、念のため自治体の分別ルールを事前に確認しておきましょう。

準備しておきたい道具

ツバメの巣を安全に撤去するためには、最低限次のような道具があると作業しやすいです。

  • 使い捨て手袋・マスク
  • 帽子やゴーグル(目や頭の保護用)
  • 安定した脚立や踏み台
  • ヘラ・スクレーパー・ほうきなど、巣を落とす用の道具
  • ゴミ袋(しっかり縛れるもの)
  • バケツと水、中性洗剤、ブラシやスポンジ

ツバメの巣は泥やワラでしっかり固まっていることが多いので、手だけで外そうとすると結構大変です。ヘラやスクレーパーのような、壁との間に差し込みやすい工具があるとかなり楽になります。

ツバメの巣を作らせないための方法

来年以降はそもそも巣を作らせたくないという場合の対策も紹介していきます。ツバメの巣を作らせないためには、ツバメが巣作りを始める前の時期から準備しておくことが大事です。

ツバメは主に3〜5月頃に巣作りを始めることが多いので、その少し前の時期からツバメの巣対策をしておくと効果が出やすいです。実際に今年は泥が付き始めたタイミングで対策したら、その後は諦めて別の場所へ行ったという声もよく見かけます。

ネットを張る

ツバメが入り込みやすい軒先や、これまでに巣が作られた場所には、細かい目のネットを張る方法がよく使われます。

出入り口をふさがないように、ツバメが近づきたい場所だけ覆うイメージでネットを設置します。網目はツバメが通り抜けられない細かさを選び、強風で外れないよう、数か所をしっかり固定するようにしましょう。ホームセンターやネット通販などでも、鳥よけネットとして売られています。

光るもの・テープをぶら下げる

ツバメはキラキラ光るものや、風で揺れるテープを嫌う性質があるため、これを利用した対策もあります。不要になったCDや鳥よけテープを、ひもで軒先からぶら下げたり、巣を作られたくない壁面の前に、テグスやビニールテープを縦に何本か垂らすだけでもいいでしょう。

テグスを張る方法もよく紹介されていますが、鳥から見えにくいので、うまく設置しないとツバメや他の鳥がぶつかるリスクも指摘されています。そのため、少し太めのテープやひもを使う方が、目で見て分かりやすくて安心だといえます。

壁をつるつるにしておく

ツバメの巣は、少し出っ張った場所の壁に泥を重ねて固定していくので、壁の表面がざらざらしているほど作りやすくなります。そのため、巣を作られそうな場所の壁に、ビニールシートやガムテープなどを貼ってつるつるにするとツバメが巣を作りにくくなります。一時的な対策なら、養生テープ+厚手のビニールでも十分効果があります。ただし、完全な出っ張りや棚のような形状になっていると、この方法だけでは防ぎきれない場合もあるので、他の対策と組み合わせた方が安心でしょう。

まとめ

ツバメの巣は自分で撤去してもよいのかどうかは、卵やヒナがいるかどうかや、いつ撤去するかがかなり重要なポイントになります。間違ったタイミングで撤去すると鳥獣保護管理法に触れる可能性があり、中身の確認とタイミングの見極めが大事です。中には、可愛い姿にほこっりしたり、せっかく来てくれたツバメをできれば見守りたいという人もいると思います。その場合、ツバメの巣を壊すのではなく、巣の真下に板やトレイ、新聞紙などの「糞受け」を設置するなど、負担を減らしながら共存する工夫を取り入れるもいいかもしれないですね。

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